今日は家族でお出かけをする日。
……のはずなのだけれど、家に帰っても誰も居ない。
置手紙「先にいくから車にのってついておいで(´・ω・`)」

 ふてくされて車で町内をぶーん走っていると、未曾有の大災害が発生。
宇宙からきた隕石ウィルスのせいで、誰かが無差別に死ぬというもの。
(何かこの隕石ウィルスの夢は前にも一度見た気がする)
この隕石ウィルスに感染すると、感染後しばらくして突然死ぬらしい。
しかし死ぬかどうかは確率で、隕石が去るまで生き残ることができれば
ウィルスは消え、死なない。
で、わしはバッチシ感染(前にも感染したがその時は生き残った。免疫とかはないようだ)
しょうがないのでいつ死んでもいいよう最低限の持ち物だけ持ち、できるだけ他人に無用な
感染をさせないよう町外れの雑木林の奥へとぶらぶら散歩に出かける。
しかしこういう時に限って何故か雑木林に人がたくさんいる、しかも全員外人。
どうやら雑木林を歩いている間に何故か外国まできてしまったらしい。
触るなつってんのに外人がべたべた触ってくる。感染して死んでもしらねーぞ。
外人の学者が何故こんなところで歩いているのか聞いてくるのでカタコト英語で返答する。
「わざと・意図的に」という意味の英語がどうしても思い出せないので
外人の学者が持っている日本語の本をとりあげ、「わざと」の部分を指差してみせる。当然通じない。

 結局死ななかったので、隕石ウィルス対策本部に戻る。そこは学校の教室風の建物。
わしの机に何故か置手紙。憎悪がこもっている。
「どうせだからこの手紙を…… 届けてください ○○はクズ ○○は死ね ●●●●●」
最後の方は黒く塗り潰されている。こんなモンどうしろというのか。何処に届けろというのか。

 わしは今回も隕石ウィルスから生き延びることができたようだ。

 そういえばこのウィルスにはTウィルスよろしく凶暴化する効果もあった気がするのだが
前に感染したときの記憶が曖昧でよく思い出せない。